旅先でスケッチを楽しみ、写真とは違う思い出を持ち帰ることができたら。
私は長くそう思ってきました。ただ、いざトライしようとスケッチブックと鉛筆を持って外へ出ても、
スケッチをする場所を探すのにウロウロ。今度は決まっても、周りの目が気になってモジモジ。
結局は描けず仕舞いになってしまうのでした。
その後に出会う先生から、野外スケッチについて「誰でもはじめは恥ずかい」という言葉を聞き、
徐々に始めることになりました。
そして、スケッチ教室などに参加するに従い、誰かと一緒にすることでひとりのときによりも
集中して作品を仕上げられるとわかります。
スケッチをすることはその対象をじっくりと観察すること。
より細かい部分に気づくことで、その場所へのさらなる愛着につながると思います。
見返した時の記憶も特別なものになるでしょう。
初めての方にはスケッチを楽しむ一歩に、いつもの方には新しい景色を見つけるお手伝いを。
ぜひ、一緒にスケッチを楽しみましょう。